■ 特別クラス 育脳寺子屋 編 ■
3・4年生は週に2回「プチ作文」に取り組んでいます。
テーマに沿って5行以上の文章が書ければOKというもの。
テーマを正しく理解し、自分なりの考えをまとめ
その考えを文章にし、人に伝えられるようにする……
ということが目的です。
小3のT君はこの作文の取り組みを進めていくうちに
「炭外家」というある一家を設定し
作文に登場させるようになりました。
光、星、月の3兄妹が主人公で、時々
太陽父さんや水星母さんも登場します。
おじいさんの名前は天王星です。
T君は、この作文の取り組みが大嫌いでした。
「めんどうくさ~い!」の連発でした。
作文の中で自分の気持ちを書くことも嫌がります。
けれど、作文の中に炭外家を登場させることで
様々にイメージが膨らみ
楽しみながら書けることが増えてきました。
また、炭外家の誰かに
自分の気持ちを代弁させるという技?も身に付けました。
大嫌いな作文への向き合い方を
自分自身で工夫し
楽しむことまでできるようになった
T君の成長がうれしいです。