(イメージ写真)
いつ頃から始まったことなのかはわかりませんが、
多くの小学校や中学校では、「自主勉ノート」の提出が課せられています。
自主的に勉強した内容をノートにまとめ、それを提出するというものです。
例えば、「冬休みに自主勉ノート15ページ以上仕上げてくる」といった宿題などが出るようです。
確かに自主的に勉強することは大切ですし、強制的にさせる勉強よりも意味があると思います。
ただ、このノートには落とし穴もあると常々感じています。(生徒の意識の問題もあろうかと思いますが)
写真(イメージ写真)のように、多くのページを使ってまとめていると学校では評価が高くなる傾向にあるのです。
つまり、1ページしか書いていない生徒より、10ページ書いている生徒の方が評価が高くなったりします。
私はこのことをとても危惧しています。
ページが多いことを評価されると子供たちは、できるだけ多くの文字を書こうとしたり、図や表を書こうとします。そうするととにかく丸写し状態で、要点をまとめようとしなくなるのです。
当塾でも、このような生徒は多くおり、改善することにかなり労力を要します。
そりゃ、なかなか直らないですよね。手っ取り早く評価してもらえる方法をダメだと言う訳ですから。
全部を書き写したりすると時間もかかるので、子供たちは、とても勉強した気になってしまいます。
でもこんなことに時間ばかりかけているので、
肝心の理解が不十分という子も多いのです。
そして、何より丸写しのようなノートのまとめ方では、あまり脳を使わないので、脳が活性化せず、記憶にも残りにくいのです。
やはり工夫して、できるだけ簡潔にまとめるということが大切です。
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